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とりあえず何か考えてみる。

2006年7月末より開始。現在、名前の通り自分の趣味から周囲の出来事まで色々と観察・考察中。だが単なる語りの域を出ない事も多々存在。
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2006/11/05
00:44
吹奏楽と管弦楽は、似てるようで全く違う。

管弦をやっているとたまに、吹奏楽の持ち味である「軽さ」や「勢い」が恋しくなる。
チケットも貰ったので、今日(もう昨日か)大学の吹奏さんの定期演奏会があったので聴きに行った。
そこで自分は、高校時代の打楽器の後輩(大学は違う)に会った。その上、隣の席が今の後輩とその友人だった。
・・・世界は微妙に狭い。別に悪いことだとは思わないが。

ここの演奏会は高校の時から行っていた。が演奏は相変わらず凄くて、鳥肌が微妙に立った。技術面でも客を楽しませる面でも、今回は勢いを感じた。
中でも凄かったのはアンコールまでのつなぎ。アンコール曲「シング・シング・シング」までのつなぎも兼ねて、スーザフォン(だっけか、マーチングにおけるチューバ的存在)とクラリネットとドラムの競演があったんだが、その最中にドラムセットが組み上がっていった。
つまり、1人が叩いている前に、他の打楽器の人がセットを次々置いていったんですね。(ちなみに順番は右端のフロアタム→スネア→ハイハット→シンバル類→本体)
アレは演出としては絶対レベルが高いと思う。

こんな感じで演奏は、聞いていて単純に楽しかったのだが、終わった後、帰りながら別の事を再び考えてしまった。(関係ないが、最近何もしていないと考える事が多い。年をとったんかなコレは)
もし自分がまだ吹奏楽を続けていたら今はどうなっていただろうか、と。
高校時代、自分が今の大学を志望していたのは、そこの吹奏楽団で音楽をやることも理由の1つにあった。(浪人したのにはまた別の理由もあるが)
そんな吹奏楽バカ人間だったから、もし現役で大学に入っていたら、今は確実に吹奏楽を続けていただろう。そもそもオケに入る理由がその頃の自分には無い。

しかし何が起きたかは知らんが結局、自分は1年浪人し、1年経った自分はオケの人間になる事を選んだ。それは紛れもない事実である。人生って物は、予想外の事が起きるね。

勿論過去における仮定やら何やらをしたって、現状が変わるわけでもない。ともすれば自分だけの世界にこもりがちになりかねない、一種無駄な行為だ。
それでも、今は微妙に感傷に閉じこもりたい心持ちだったりする。何ともまぁ、矛盾してる。
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2006/10/13
11:00
今回の定演を振り返る、今更ながら。


上の写真はホーム公演時に、高校時代からの友人から貰った花束。やっぱり貰うと嬉しいもんだ。

そんな訳で、ホームの公演が終わり、今回の定期演奏会は無事(?)終了した。3年の先輩らもこれで一応の引退である。

自分は今回の定演で、「1歩前に」踏み出せたのだろうか(スキマスイッチの『ガラナ』風に言うのであれば)。悔いは多分ないのだが、ティンパニに関して言えば、まだ納得しきれていない部分がまだ存在している。音に対する自信と、責任を持てていないと言うべきかもしれない。それでも演奏に感動したと言ってくれる人はいる訳で、今のような気持ちで演奏し続けるのはかなり「失礼」だよな、と微妙に葛藤。
…つか、独りよがりな感傷に浸るのはあまり好きではないので、自分個人の心情は今回これ以上は言わない。以下今回の定演とその後に起きた事などを振り返る。

・東京、ホーム、どちらの公演も雨。っていうか、ホームは暴風+豪雨。今回筆頭に挙げられる不満点だろう。後輩の傘が3人全員壊れる。それでも来てくれたお客様に感謝しつつ、同時に雨男の所在を疑う(笑)
・東京でティンパニのマレットが飛んだことは前にも書いたが、また別の時、バイオリンに所属するとある女子の弓が、弾いている最中に「ストーン」と落ちたらしい(自分は見ていないが)。東京公演は、大分アクシデントがあったようだ。
・ホーム公演の打ち上げ後、打楽器メンバーで二次会的なものを行う。殆ど徹夜で桃鉄をやったが大分盛り上がる。攻め方も個人で異なっていた。6人いると楽しさが違うわやっぱり。
※桃鉄:桃太郎電鉄、ゲーム名。SFCからPS2版まで出ているロングセラー作品。内容は双六とモノポリーを掛け合わせた感じのもの。
・が翌日、飲み過ぎのためか、帰宅した後胃痛に襲われる。酔いの残りも手伝って、その日から開催していた学祭には結局行けなかった。特に行く人もいないから別にいいが。

主立って目立ったのはそれ位。まぁ、単純に「楽しかった」一辺倒で済ます事は出来ない定演だったというのが今回の総括、反省的なものである。

最近音楽の話題が続いたから、次回はそろそろ紅茶の話題でも出すか。

2006/10/02
17:08
東京公演の所感

眠い…普通に授業に出たくない…でも先週休んだから少し危険だ…
授業で寝りゃいいのか…
そんな訳で、月曜=現在のテンションは「眠くて低い」でした。

昨日は東京文化会館でオケの定期演奏会をやってきた。
記念定期なので2都市公演、つまりホームでの演奏がまだ残っているが取り合えず、1つは終わった。これだけでも心が少し楽になった。
今回のプログラムはベートーベンのエグモント、ストラヴィンスキーの火の鳥組曲、そしてチャイコフスキーの悲愴。そのうち自分は火の鳥(Timpani)、悲愴(Cymbals)に乗った。以下自分の観察と所感。

・本番直前、胃が痛くなる。が、演奏後は元に戻る。やはり自分は、精神的プレッシャーは胃にくるらしい。
・ステージに入った瞬間、客がエラく入っていて驚いた。後で聞いたところによると、来場者数は約1800人。雨天にもかかわらず来ていただいて、予想外だ。
・自分が曲中に咳をしてしまう。正直、今回の駄目な点であり反省点でもある。風邪を完璧に治す必要があろう。
・アンケートを見る感じ、やはり音楽経験者が来場者に多い。概ねは満足してもらえたようである。いや、良かった。
・良かったといえば、舞台上に降ってくる拍手の雨は、何度貰っても飽きない。音楽を続ける理由の1つにはコレがあるかもしれない。
・先輩によると今回の演奏は響きが足りなかったらしいが、ここのホール自体の響きは普段使っている所より高いように思う。演奏者の位置にいたからだろうか?
・Cymsは、とりあえず納得する出来。ただホームでは、もっと響く音が出せるといい。
・Timpは…色々信じられない。

今回の注目点は最後の点であるTimpについて。
Timpの場合、火の鳥の終曲には、小節の頭にfffくらいで一発叩くところが数小節間存在する。
フィナーレだけに、金管のファンファーレも鳴らされて非常に華やかな部分である。
事件はそこで起こった。
最初の2、3発はちゃんと打てていたのである(音がどう届いたかは別問題として)
がある時、叩いた後(確かGの音だった)
自分の手に持っていたマレット(ばち)が吹っ飛んだ。
そのマレットは床の上に落ちる。手を伸ばしても届かない位置だ。
気づけば自分は、左手に持っていたマレットを右手に持ち替え、空いた左手で別のマレットを1組掴んでいた(と思う、瞬間のことは微妙に覚えていない)。
掴んだヤツがこの後使うものであったため、取り合えず、事なきを得た。
これでCDに変な音が入っていなければ最高である。

…でもこれじゃ「飛べ、火の鳥!」じゃなくて「飛べ、マレット!」じゃないか orz
飛んだ瞬間に自分はきっと、吹奏楽でDrumsをやってた高校時代を重ねていたことだろう。
当時も自分は、とある曲(つか『ディープパープルメドレー』てメドレー曲)のソロ部分で、スティックを飛ばした経験があるのだ。
や、まぁ飛ばした原因はどちらも違う所にあるけどさ(高校のはスティックがDrumsの淵にひっかかった、大学のはきっと握る手の力が抜けすぎた)

とりあえず、リアルで見ていた人がいたら、詳細をコメントまでいただけるとありがたいです。

2006/09/28
17:25
飛べ、火の鳥!

タイトルにそんな深い意味は無い。今度やる曲についての話。

自分は今度『火の鳥』組曲版を叩く。
※『火の鳥』:ストラヴィンスキーが作曲したバレエ音楽。火の鳥自身は色んな作品に出る印象が個人的に強い。手塚治虫のとかハリーポッターとか。不死のイメージと共に用いられる事が多い。
話を戻して、組曲の順番で話を説明するとコレが少し面白いことになるのである。

魔王カスチェイの屋敷の前あたりで主人公は火の鳥を見かけ、一気に虜になる。
魔王の屋敷の敷地内まで追っかけていったら、何か油断してピョコピョコ踊っていたので捕まえる。
逃がした後、魔王の呪いをかけられた王女とイチャラブしていたら
急に魔王カスチェイと手下A~C(数適当)が現れて大ピンチ!
そこに颯爽と現れる火の鳥!魔王たちを踊らせてしまう。
踊り疲れたカスチェイたちは、火の鳥の子守唄によって眠る。
そのすきに主人公は魔王の魂のもとを破壊して大団円。
火の鳥はどっかに飛び去っていきました、めでたしめでたし。

…本当に、美味しいとこ取りの組曲だけ見ると、こんな感じの話だったりする。
唐突に王女やら魔王やらが出てくる。流れとして想像すると、かなり変だ。
まあ、やる側にとっては難しいけど面白い曲なので、興味がわいた方は聞いてみるのもいいかもしれない。

そして今回、話題にしたいのは魔王カスチェイ。
主人公と18歳スレンダー(当オケ内での解釈)の王女をギリギリまで追い詰める「魔王」であり、曲のタイトルには「カスチェイの不気味な踊り(邦訳)」とわざわざ形容詞をつけられるカスチェイ。
踊り疲れてアッサリ眠らされてしまい、ここぞとばかりに打楽器を大量に使っているカスチェイ。
微妙にティンパニにも厳しいカスチェイ。
一体どんな姿を想像するだろうか。

合奏で出た話の感じでは、どうやらこの魔王はどちらかと言えば獣に近く、かなり大きい姿をしているようなのである。
が、それを聞くまで自分は、もっと別の姿を想像していた。
もっとこう、2足歩行で、マントを着ていて、火吐いて、面白い笑い方をしそうなやつ。
それこそDQ3のゾーマとかDQ6のムドーが毒々しい色になった感じ。
←写真は攻略本から撮影したもの、ムドー。
※”DQ”:ドラゴンクエスト。ご承知の通り、国民的RPGの1つ。ちなみに3のゾーマはラスボス、6のムドーは中間地点におけるボスである。

かなり自分のイメージと解釈が食い違っていたようで。つうか「魔王」と聞いたらこんなのしか想像できない自分って…
とりあえず本番は、もう少し周りのイメージに近い「魔王」を考えながら叩きます、ハイ。

2006/09/14
11:10
精神状態と音楽の関連性について

現在、精神状態が混沌としている。カオスである。
「カオス」ってのは、もはや何に悩んでるのか分からないって意味で。
プロフィールにも少し書いたように、自分は基本的にテンションの上下が激しい。
しかも通常状態のテンションが「他の人より低い」(友人談)らしいので、今の状態を言うならば、どん底のどん底、と言ったところか。

もはや「この精神的引きこもりがぁっ!」と自分で自分を止める気にもならないので、大学受験期に作ったMDを久しぶりに聞いてみた。
そしたらまぁ、エラく身に染みたんだわ音楽が。
しかもよく聞いたら、自分自身を励ましたり?今までの自分を変えようとしていたり?あるがままを受け容れようとしてみたり?する歌詞が微妙に多い。
参考程度に曲名を:時の雫(GLAY)扉の向こうへ(Yellow Generation)くるみ(Mr.Children)リライト(ASIAN KUNG-FU GENERATION)Jupiter(平原綾香)他数曲

趣味に偏る部分も多々有るんだが、このMDにはこの傾向性がはっきり出ている気がする。他の時期に集めたやつも聞いてみたが、そこまでではないし。
…よっぽど不安定な状態だったんだなこの頃は、と自分で突っ込みを入れることも可能ではあるか。

そんな自分の最近のお気に入り曲は、矢井田瞳の「Go my way」とスキマスイッチの「ガラナ」。
はは、二の轍を踏めそうだ今なら。
ひと段落したら、またMD作ってみるか。