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とりあえず何か考えてみる。

2006年7月末より開始。現在、名前の通り自分の趣味から周囲の出来事まで色々と観察・考察中。だが単なる語りの域を出ない事も多々存在。
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2008/06/25
16:08
就職活動に対する一考察

暫くここを更新しないで何をやっていたかと言えば、就職活動である。
昨年12月から軽く始めて、ようやっと終わった。長かった。

で、今回はその間に考えた事や自省を含め、就活中に見た事例や反省点などをつらつらと述べてみようと思う。主観寄り且つレポート調という訳が分からない事になっているうえ、長いので注意。

以下は、自分がやっていた上での成功点、面接などを体験した上での修正点、失敗点と反省点、見ていて参考になった事例を順に述べていく。ただ、この事例は本などを殆ど参考にしていないと言う事を念頭に置いてもらえるとありがたい。

○(ほぼ唯一の)成功点
・結果論として悪くなかったのがグループディスカス。出されたテーマに即してグループ内で話し合い、それをプレゼンするやつだ。2回やった内どちらも選考初期の段階であったが、両方通過できたので恐らく印象は良かったのであろう。
この2つの会社の事例で共通して見えた事と言えば、社会人としての視点でどれだけ論議できるか、だろうか。つまり、どちらの討論のテーマも自社の認知を高めるためのイベントを企画とか新卒採用課の人間として会社説明会を作るとか、最終的に会社に利益を還元できる事を目的としていた。後はどれだけ唯我独尊で行かないようにするか、他の受験者を立てるかにも自分では気を使っていた。グループで何かを作るのに自己の意見だけを通したって良いことはない。

○修正点
・会社説明会の段階からその会社の理念と売りを見出し、それがどのような形で体現されているか見るようにした。個人的にはこの具体性が見えたほうが面接で話しやすいのではと思う。
・自分の興味・性質と会社が求める人物像(というか性質か)とでどんな接点があるか探すようにした。これは後述の参考事例参照。
・面接で焦らない。これは反省点とも言えるな、うん。音楽を演奏する時とほぼ同じだったんだが、周りが見えていない状態で何かを話しても絶対要領を得ない答えになっていたし面接官の苦笑が見えるのみだった。だからと言ってリラックスしすぎてもだらけて良い答えにはならなかったし、電車内で眠りこけるとかありえないことになった。まあ適度な緊張がいるのか。
・エントリーシート及び履歴書は丁寧に書くようにした。誤字・汚い字とか汚れは別に面接でなくとも印象は悪いよなと思い心がけるようにした。1回内容を考えながら本番のESに書いていたら字を間違えたので、それこそ原本をコピーして納得いくまで文章を推敲してもいいのかもしれん

○(数多くある)反省点
・会社案内やネット調査など、事前の企業研究不足が目立った、特に就活初期。面接時に説明会の中で1番印象的だったことを聞かれ詰まる。結果⇒orz
・事前準備(持ち物的な意味で)。この回数自体は少なかったが、1回自転車を預け切符を買う段階になって財布を忘れた事に気づいた時はガチで血の気が引いた。破壊力は抜群。体力がなくとも前日にバッグの中身を見ておくようになった点ではとても良い薬だったかと
・理念だけで企業を志望してもね。純粋に企業理念が良かったとしても、自分がその会社に入って何をしたいかという明確なビジョンを持っていなければ、それでっていう。いわば地に足の着いていない空論になる。理念はあくまでも理念として捉えるべきだったかもしれない。
・視点をもう少し広く持つべきだったか。つまり、合同会社説明会で企業をあらかた絞ってしまったため、実際に説明会に行った会社の数が絶対的に少ない。就活をしていて思ったのが、同業界内でも他業界にしても、数多く見ていたほうがその会社の売りがより鮮明に理解できたのではと思った。後は、自分自身が説明会に参加する事でその業界の裏側を垣間見る事も出来るという、ある意味社会勉強のような側面もある。
・会社訪問、あるいはOB・OG訪問はやるべきだったのかもしれない。理由は上と同じく、その会社の売りをより具体的に理解する、て点において。結局大学のやってる就活イベントは殆ど行かずじまいだったが、これも活用すべきだったかも
・面接前日の睡眠は十分にとり疲れを取るべき。電車内で自分の意見をまとめようとしたら、うっかり寝落ちしたというオチorz

何かずっと文字ばかりで疲れたので目休め。
ある企業を受けに水戸まで行った時についでに寄ってきた「紅茶館」という喫茶店より。この中から自分でカップを選んでそれに茶を淹れてもらえるという某友人が喜びそうなシステムだった。HPも探せば確かあったはず。
で再開↓

○企業を受けるあり方を修正するうえで参考になった事例
・会社に入ってやりたい事はとの質問に対し、具体的なプロジェクト名を挙げ、更にそこに参加するためにはと質問していた女性。最初に受けた面接+事前に就活系の本を読んでいなかったため、「やりたい事=会社案内に載っている事」ではダメなんだとこの場所において自覚した。この人に関して言えば、他に視線と姿勢の良さがかなり印象に残っている。見た目も好印象に繋がるんだと漠然ながら実感したのかもしれない。
・志望理由を述べる時、理由に自分の性質とこれまでやってきた事をうまく組み合わせて述べていた女性。正直、これは掛け値なしに上手いと思った。志望理由と自分の性質を独立させて述べるより、何か接点を持たせて述べたほうが語りやすいと気づき、以後自分でもその方向に修正していくようにした。
・実際にある製品の売り場を見た上で自分のやりたい事とを関連付けて述べた男性。つまりは企業研究の方法。それまで気づいていなかったが食品業界なら確かにその方法もありだよなと思った。フィールドワーカーとして失格かもしれんorz
・反面として、説明会を行う前に雑談をしていた人間2人。まあ雑談自体は別に悪くないのかもしれんが、ここが第一志望じゃないとかの話を社員の前で堂々と言うのはどうなんだろうか。仮に選考に影響がなかったとしても絶対心証を悪くすると思う

○総括、というか蛇足
選考中、あるいは説明会の時に採用課の方々からよく言われたのは、「選考に落ちたとしても、それは能力がないわけでなくその会社と合わないと判断しただけ」という言葉。落ち続けているとある意味での慰め文句にしかならなくなるが、確かに採用側としては入ってすぐ辞められては困るというのも本音だろう。長期に渡り多くの新卒生を見てきたその目も確実性はあるのかもしれない。
が個人的には、何を以て会社と合う/合わないを判断しているのかが非常に面接を受けていて疑問になった。それを判断する材料としては履歴書・ESと、あとはたかだか数十分の面接だと思う。ちゃんと自分を出せた上での不採用ならまだ納得もいくが、修正点に挙げたように焦って自己を表現できずに落ちたらそれこそ不完全燃焼ってもんだ。短時間の面接程度でその人となりを全て推測できるわけではないというのは事実だろう。つまり面接では、短期間で自己を売り込める技術も暗に求められているというわけではないのか(確かに社会人としては必要な技術ではあると思うが)。
ただこれを逆説的に言ってしまえば、そういう事が出来る人はあらかたの選考で上位にいけるだろうし、出来ない人は自分のように落ち続けるわけで。これってある種の二極化を促進しているよなあ・・・
まあ、蛇足はあくまでも蛇足に過ぎないんだが。
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