2024/04/27 15:52 |
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2008/07/01 17:51 |
最近飲んだ茶:Nilgri seasonal2008×2 |
茶葉名:ニルギリシーズナル
(左)チャムラジ農園 BOP
(右)コーラクンダー農園 SFTGFOP Winter Speciality
買った日:2008.4.29 買った店:Gclef吉祥寺店
飲んだ日:2008.6.3
上ではひとくくりに「シーズナル」としてあるが、この2種はかなりの点で異なる。名前の通り作った農園も違えば、右の抽出後の写真のように茶葉の形状も違うし、味や香りの特徴のような視覚化できない部分も大分違う。
なので、今回はこのニルギリ2種の飲み分けをやってみた。
条件で差が出ないように、どちらの茶葉についても4g/300ccで抽出。で5分淹れた結果が最初の写真になる。一見あまり色の違いは殆どないが、右の方が少し黄味がかっている。
その上で飲み分けをしていくと、まず右のコーラクンダー農園に関しては、香りがとにかく凄い。即ち、5分で淹れた時点で店の売り文句にもあるようにレモンのような柑橘系の香りがとても強く出るのである。今までニルギリに関してはあまり香りの強くない紅茶との印象を持っていたが、これを根底から覆された。味はこの時点で結構渋味が強い。今回はチャムラジの最低条件に合わせるため5分で出したが、元来の推奨抽出時間が3~5分であるため、結構長めに抽出したせいである。
対して左のチャムラジ農園は、コーラクンダーに比べると香りは弱めで、今まで考えていたニルギリの範疇を超えたものではない。花や柑橘系の香りというより、ディンブラやヌワラエリヤのような香ばしい香りと表現した方が個人的にはしっくりくる。味の方も、渋味などは殆ど感じられずにとにかく飲みやすい。
その後15分まで抽出したら、この時点で両者の特徴と違いは更に顕著になった。
水色を比較しても分かるとおり、左のチャムラジがより赤みがかった茶色になる。但しここで特筆したいのは、BOPで細かい茶葉にもかかわらず雑身が殆ど出てない点である。通常、細かい茶葉は抽出時間を長くしすぎるとやたら渋味やらエグ味やらが出てくるもんだが、これは長く淹れても冷めても渋味は薄く普通に飲むことが出来る。本当にインド系の色をしたヌワラエリヤという感じだ。
一方、右のコーラクンダーの水色は明るいオレンジに近い茶色になった。香りは更に強まり、5分の時点であった柑橘系の香りに加え、桃のような甘い香りも少し混ざってきて良い感じである。しかし、それ以上に渋味が強くなった。寧ろ苦い。元々渋味の強い茶であるため仕方ないと言えばそうなんだが、香りと味に大分落差のあるものに仕上がった。
結論として、推奨の淹れ方を以下に述べる。
チャムラジは茶葉を入れっ放しにして抽出しても味の変化が薄いため問題はない。一芸に秀でた特徴はないが、ホット・アイスどちらでもいける万能型。飽きの味であるため、ヌワラエリヤ系が大丈夫であるなら日常用の茶としてお勧めできる。コーラクンダーは、予めちゃんと抽出時間を決め茶葉を入れっ放しにしないのが賢いのではと言える。味との落差はかなり強いが、それを補うほどの面白い香りを持つため興味があったら是非試して欲しい。但し飲み方はアイスで淹れない方がいいかもしれない(渋味が更に強まる可能性があるため)
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2008/04/01 00:12 |
2007年と年度総決算② |
2008/01/01 00:37 |
2007年総決算① |
ハイ、年が明けました。今年も宜しくお願いします。
しかし去年は余り記事書かなかった感が強い…てな訳で、2007年の個人的な観察を一気にまとめて書こうと思う。
その第1弾は、女中…じゃなくてメイド喫茶。
趣味寄りの話をすると、今年は紅茶とこれに尽きた気がする。いや、紅茶の話はいつでも書けるが、この話題は今のうちに書かないと来年も書けるか分からない。それゆえ今のうちに書いておいた方が吉かな、と思ったもので。
そして何より下の写真をご覧いただきたい。2006年11月末に初めて行って約1年経過する訳だが(詳しくは「池袋探訪記録」参照)
…や っ て し ま っ た 。
まさかのポイントカードフルコンプリート。
そんな訳で、今年5月頭、11月上旬におこなったメイド喫茶観察記録をどうぞ。まあ長く、しかも濃いので続きを読むかは皆様にお任せします。
しかし去年は余り記事書かなかった感が強い…てな訳で、2007年の個人的な観察を一気にまとめて書こうと思う。
その第1弾は、女中…じゃなくてメイド喫茶。
趣味寄りの話をすると、今年は紅茶とこれに尽きた気がする。いや、紅茶の話はいつでも書けるが、この話題は今のうちに書かないと来年も書けるか分からない。それゆえ今のうちに書いておいた方が吉かな、と思ったもので。
そして何より下の写真をご覧いただきたい。2006年11月末に初めて行って約1年経過する訳だが(詳しくは「池袋探訪記録」参照)
…や っ て し ま っ た 。
まさかのポイントカードフルコンプリート。
そんな訳で、今年5月頭、11月上旬におこなったメイド喫茶観察記録をどうぞ。まあ長く、しかも濃いので続きを読むかは皆様にお任せします。
2007/10/02 17:26 |
最近飲んだ紅茶:Uva seasonal Aislaby |
茶葉名:ウヴァシーズナル アイスレビー農園
買った日:07.8.13 買った店:ジークレフ吉祥寺店
飲んだ日:07.8.29~10.2 飲み方:ホットでストレート、あるいはミルク。アイスでも可
紅茶の味と言っても茶葉ごとに特徴は様々あるが、自分の場合季節によって飲むのに苦労する茶葉が存在する。例えば、自分は夏場にアッサムは余り飲めない。アッサム独特の味の濃さがどうも胃に受け付けないらしい。
そんな訳で今年の夏はウバを買ってみた。ウバはスリランカ産であり、世界三大銘茶の1つに数えられる。(他の2つは何だったか忘れた)それにもかかわらず、リーフでウバを買うのは初めてだった。
で、飲んだ結論は…ヌワラエリヤ同様夏の暑い時期でも飲める茶葉だと思う。
等級はBOP。水色は3分抽出だとオレンジに近い茶色(左上の写真参照)。この茶葉はメンソール香がするとは聞いていて少し疑っていたのだが、茶もその茶殻も本当にメンソール系の香りがする。茶を飲み込んだ後、口の中に何とも言いがたい清涼感が広がるので、クセのある紅茶が大丈夫な人は暑い日に飲むといいかと(つっても大分涼しくなったし、この時期に飲んでも全く問題は無いが)
5分間で淹れるとメンソール香も広がるが、その分口当たりの苦味・エグ味的な物も強まる。この場合氷を入れて味を少し薄めたアイスティーにするのも手だが、渋味が気になるならミルクを入れた方が無難かもしれない(右上写真)。普通と違った感じのミルクティーの味が楽しめる。とにかく、長く抽出しすぎるととてつもなく苦くなるので注意。
※BOP:Broken Orange Pekoe の略。フルリーフよりも細かくしてあり(ブロークン)、芽的な物が入っている(オレンジペコー)茶葉の事。スリランカ系の茶葉では、この茶葉の大きさが一般的。
2007/05/21 16:08 |
最近食べた菓子:Special dessert of May |
商品名:5月のスペシャルデザート
食べた日:2007.05.12 食べた店:ラ・ヴィ・プロヴァンサル
2月くらいに記事に書いた菓子屋「コートダジュール」の系列店がこの店。
注文を受けてからキッチンの人が作る感じらしい。ちなみにキッチンの様子が見える構造になっているので、席の空き待ちの人はここを見て暇を潰すのではないだろうか。
アールグレイのアイスティーと一緒に食べる。価格は880+480-100円(セット割引)。
これが持って来られた時、どこから食べるか本当に迷った。というのは、下の白い皿以外は全て菓子であり、つまり食べられるからだ。皿の中にある器状のものは薄い焼き菓子で、器の周りに敷き詰められているのはふわふわしたグレープフルーツゼリーとミカン、その上にオレンジソースと粉砂糖がかけられている。器の中身を一番下から書いてくと、
バニラアイス(周囲にチーズムースあり)、薄いクッキー、チーズスフレ、もう1度薄クッキー、チーズムース。この上にオレンジとベリー系のソースがかかっている。この菓子はチーズ系がメインだが、ここまでこってり系の菓子を食べ続けていられるのは、さっぱりした柑橘系のソースやゼリーの力が大きい。
上記の菓子を単品で食べても普通に旨いが、複数の菓子を組み合わせて食べる事で、色々な食感と味、食べ方が楽しめる。よくも悪くも贅沢なデザートだと思う。
欠点、つか注意点を言えば、器と菓子自体の量が挙げられる。器に関して言うと、まあこれも菓子なので割って食べる事が出来る。が、先に割ってしまうと、一番下のアイスが後で融けだしてゼリーと混ざる。苦手な人は器を最後まで割らないほうがいい。
で、量について言えるのは、これは1人で食べる事を想定した量でないということだ。サイズはそんなに大きくないのだが、メインがチーズなので、相当胃にくる。デザートで腹いっぱいになる経験を初めてした。