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とりあえず何か考えてみる。

2006年7月末より開始。現在、名前の通り自分の趣味から周囲の出来事まで色々と観察・考察中。だが単なる語りの域を出ない事も多々存在。
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2006/10/30
11:08
これは、ボクの勇気の話。

Q. 今回のタイトルは、今夏公開された某映画のキャッチコピーである。
誰の、何という名の作品でしょうか?

A.宮部みゆき原作『ブレイブストーリー』。アニメーション映画で、GONZOの製作。7月公開。


なぜ急にこんな話をするのかと言えば、昨晩宮部の『名もなき毒』(幻冬舎、2006)を一気に読みきったからなんだが。(つか母親の影響もあって、個人的に宮部の作品は好きだ。読み出したら止められなくなるので、自分は余裕のある時にでないと読めないが…)
彼女の作品は色々と映画化されているので、知っている人もいるだろう(『模倣犯』とか)。
だが今回の作品は、初のアニメ映画。結構気になっていたので、公開第1週に見に行った。
公開も終了したし、大分落ち着いてきたので、今回は感想、相違点などを書く。

原作の概要としては、現実世界で生きていた小学生が不思議な雰囲気を持つ転校生と関わりを持ち、魔法的なものを目撃する所から物語の展開が始まる。さらに自分の父親の不倫、家庭の崩壊を目の当たりにした事で自分の、自分の母親の運命を変えたいと願う。
それを知った転校生の仲介(的なもの)で、主人公は現実の人間の想像力で成り立つ「幻界(ヴィジョン)」へ旅立つ…的な話である。
大分説明に無理があるので、気になる方はちゃんと原作を読んでみるといいだろう。実際この時点までで、上巻の半分近くのページを費やしてあるので(新書版)。

幻界での旅を続けるうちに、主人公亘(ワタル)は人間的に成長を遂げていく、ってのが原作の大体の内容である。…が映画版は、ワタルと転校生(ミツル)の関係に特に重点を置いて話を展開している。

個人的には、映像化作品と原作とは別物扱いである。っていうのは小説の映像化は解釈の1つだと考えているからなのだが。しかし、今回の映画は微妙だった気がする。
100歩譲って、能力など設定の微妙な変更に目を瞑ったとしても、2人の関係性だけを重視しているように見えて、他の事(人間的成長とか幻界の行方とか)がおまけのように見えてしまった。
……何より、旅の過程を主題歌に乗せて流すだけってのが1番気に食わない。1番大事な所だろうがぁ!と突っ込みを入れそうになった。

つまりは、関係を重点的に取り上げた事自体は問題ではなく、他を軽視しすぎた事が問題なのだ。
そうなるのは時間的な制約であり、アニメによる対象年齢の制約であり、商業的な制約でもあるだろうが、もう少し深い読みをした作品が見たかった、気がする。
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